この記事は約 4 分で読めます

神奈川県の『箱根ラリック美術館』で異国気分観光!!

神奈川県には様々な観光スポットがあります。海の観光スポットと言えば、江ノ島・八景島・大船。温泉と言えば小田原・箱根・熱海。では、山は?と聞かれて筆者が最初に思い出すのは丹沢、箱根山そして仙石原です。

 

今回御紹介する『箱根ラリック美術館』は私がガラス森、星の王子様ミュージアムと同じくらい大好きな仙石原の美術館です。

 

5月から初夏、秋にかけてこの仙石原という地域は都会に比べて涼しく、観光して回るにはおススメのエリアです。

 

今回はその魅力を御紹介します。

 

箱根町仙石原にある『箱根ラリック美術館』とは?

箱根ラリック美術館・1

 

ルネ・ラリックは、フランス・シャンパーニュ地方出身のジュエリーとガラスの工芸作家です。

 

ルネ・ラリックは1860年から1945年まで生き、多くの芸術的なジュエリー作品とガラス作品を作りました。ルネ・ラリックの作品は現在でも愛好家の間で愛されています。

 

『箱根ラリック美術館』は彼の製作した作品を日本で最も多く集めた美術館です。館内には緑豊かな庭園と豪華な展示室に加え、レストランまで併設されています。『

 

箱根ラリック美術館』の庭園に咲く花はラリックが生前その姿を愛でて作品のモチーフとしたものと来館者が美術館に居ながら森林浴ができるような配置にされた背の高い樹木の両方があります。

 

その木陰でいただく昼食は格別ですが、この美術館のティータイムは来館者を圧倒させます。『箱根ラリック美術館』のティータイム、それは19世紀に活躍したサロンカーオリエント急行の中で過ごす贅沢な時間のことです。是非ご堪能ください。

 

入口を通り過ぎカフェや庭を通り過ぎるとラリックの作品1500点が収蔵された展示室が見えてきます。この展示室の表に出ている作品は全部で約230点ありジャンルも多岐にわたります。

 

それらは一つ一つ丁寧に展示ケースの中に入れられ、来館者たちを出迎えてくれます。

 

展示室もまるで高級な宝飾店の店舗のような内装で、モダンジュエリーの数々の美しさに負けておらず、一人で来てなんの解説もなくとも女性なら十分心ときめく一時を過ごすことができるのですよ。

 

ラリックの手掛けたオリエント急行

箱根ラリック美術館・3

 

ルネ・ラリックの手掛けた作品はガラス製品やジュエリーだけにとどまりません。

 

19世紀、ヨーロッパと中央アジアを結ぶ列車としてオリエント急行が登場しました。オリエント急行には当時いくつかの専用車両が作られました。その専用車両の1つである「ル・トラン(車両名)」はラリックが内装を手掛けました。

 

現在、この「ル・トラン」の中では当日のみの予約制でティータイムをお楽しみいただけます。

 

その際是非、注目してもらいたいのが列車の内装の壁にあるガラスパネルです!!「ル・トラン」の内装のガラスパネルは今から約100年前ラリックが自ら製作した作品です。

 

「ル・トラン」の車内には150枚以上のガラスパネが装飾されており、今回撮影に挑戦しましたが、写真の解像度の関係でこちらに載せることはできませんでした。

 

もし気になる方は、是非その目で見るために美術館に足をお運びください。

 

オリエント急行の中で過ごすティータイム

箱根ラリック美術館・4

 

先にお話ししましたが、このオリエント急行「ル・トラン」の中では予約制で素敵なティータイムを過ごすことができます。

 

私は特別なツアーに参加したためランチコースを頂いたのですが、列車の中とは思えないハイクオリティな時間を過ごすことができました。

 

その要素は3つあります。

 

1つはお料理のクオリティの高さです。列車の中だというのに新鮮な海の幸山の幸を使ったお料理が登場し最期のデザートに至るまで、決して味が衰えることはありませんでした。

 

2つ目は料理の乗る器にあります。ティーカップも水を入れるグラスも高級感のあるものばかりで、ラリックの手掛けた内装に引けを取らないぐらい19世紀のオシャレな雰囲気を醸し出していました。

 

3つ目は食事を頂くこのテーブルと机にありました。テーブルの上にはオリエント急行が走る世界の線路図が置かれ、車窓を見れば、今はどこを走っているのか、次はどこに到着するのかそんな空想が浮かんできます。

 

また、座っている椅子の座り心地も良くビロードのチェアカバーは19世紀を思わせる柄で統一されていました。

 

アールヌーヴォーとアールデコの時代を駆け抜けた工芸家の足跡を追って

箱根ラリック美術館・2

 

ルネ・ラリックの活躍した時期は、決して平和な時期ではありませんでした。世界は様々な戦争や社会活動で価値観が変わり、芸術の世界も例に漏れずアールヌーヴォーとアールデコという2つの価値観の中で揺れ動きました。

 

そんな中その変化に柔軟に対応しつつ、自分の個性を失わずに作品を作り続けたルネ・ラリックは現代でも変わらず愛され続けています。

 

仙石原のリゾートミュージアムには似たような洋風の雰囲気の美術館が他にもあります。

 

しかし、戦争や動乱という激しい変化の中それに対応した人達の展示を行う美術館はこの『箱根ラリック美術館』と星の王子様ミュージアムだけであることに気づき、皆さんにおすすめすることを決めました。

 

是非一度美しいだけじゃない、その裏側も見えてくるようなルネ・ラリックの作品を見に来てください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。皆様の旅のご参考になれば幸いです。

 

今回の観光地はココ↓です。

スポンサーリンク