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広島の神の島・宮島『厳島神社』と大鳥居の魅力観光!!

現在、G7外相会合のため警備が厳しくホテルや旅館の予約も取りにくくなっていると思われる広島ですが、広島は私が大好きな都市のひとつです。

 

広島の観光地の中でも、宮島の『厳島神社』は何度行っても、あの美しさには感動してしまいます。

 

海に浮かんだような厳島神社と大鳥居の朱色に引き込まれ、宮島口から宮島桟橋までフェリーで渡ること15分。皆さんも神の島・宮島に訪れてみませんか?

 

今日は、何度行っても感動してしまう宮島『厳島神社』のお話をしたいと思います。

 

『厳島神社』とカラスの伝説

広島・厳島神社・1

 

推古天皇の時代、約1400年前に宮島の神様である市杵島姫(いちきしまひめ)、田心姫(たごりひめ)、満津姫(たぎつひめ)は神社を建てる場所を探していました。

 

乗っていらっしゃる船を導いたのがカラスと言われています。宮島では神鴉(おがらす)様と言われており『厳島神社』の入り口あたりにカラスが舞い降りた灯籠があります。

 

広島・厳島神社・2

 

秋になると弥山(みせん)から降りてきたカラスは対岸の広島県廿日市市大野にある大頭神社で親子の別れをし、親カラスの二羽は同じく広島県廿日市市上平良の速谷神社を経由して紀州の熊野神社へ帰り、子カラスは弥山に戻ると言われています。

 

広島・厳島神社・3

こちら↑の境内は、速谷神社です。

 

速谷神社は広島県廿日市市にあり、山陽道鎮護・安芸国総鎮守として古くから有力者から崇敬されてきた神社なのですよ。

 

JFAサッカー日本代表のユニフォームのエンブレムは、この宮島・厳島神社を旅立ち、熊野神社にたどり着いた八咫烏(やたがらす)がモデルです。宮島と熊野は繋がっているんですね。

 

潮が引くと現れる鏡の池

広島・厳島神社・4

 

厳島神社に入って回廊を進み間もなく左側に鏡の池を見ることができます。しかし潮が引いている時しか見ることができません。

 

この池は自然に出来たもので、海水ではなく清水が湧いていることで珍しいスポットの一つです。

 

広島・厳島神社・5

 

当時の貴族たちは丸い池に浮かぶ蒼い望月を見ながら宇宙に思いをはせていたのでしょうか。

 

今の社殿は平清盛により整えられ二度の火災があったものの850年にも及びます。本社の他にもいくつかの神社があり、農業・商業・医療・縁結びの神様が祀られている大国神社や学業の神様、天神社などもあります。

 

以前は芸の神様である弁財天も祀られていましたが明治の神仏分離令により今は同じく宮島の中にある大願寺に祀られています。

 

広島・厳島神社・6

こちら↑の境内は、大願寺です。

 

『厳島神社』本殿での宮島歌舞伎

広島・厳島神社・9

 

『厳島神社』本殿には平舞台、高舞台、能舞台があり今でも使われています。伝承されている舞楽はもちろんのこと現代のアーティストたちによるコンサートも行われています。

 

江戸時代は宮島歌舞伎が人気で、この神社の中ではなく島内の別の場所で行われたという記録があります。

 

島の少し高台あたりからうすら明るい舞台の照明と(当時は松明でしょうか)笛、太鼓の音が聞こえて来たと思うだけで胸躍り、今になってはどのあたりだったんだろうと山を見上げるだけでその賑やかな楽器や役者の声が聞こえてきそうです。

 

広島・厳島神社・10

 

ここで演じる役者が宮島歌舞伎で五百両、四国金毘羅歌舞伎で五百両を稼ぎ江戸に合わせて千両持って帰ったことから千両役者と呼ばれている所以です。

 

芸の神様が祀られているのも納得いくところです。

 

『厳島神社』の大鳥居のスケールの大きさに驚愕!

広島・厳島神社・7

 

そもそもなぜ海の上に神社を建てたのかということになりますが、宮島は島自体が神であるのでご神体は避けなければならず、また今の地形になる前はすぐに山が迫っていたので海に建てるしか他なかったなどが考えられます。

 

干潮時には大鳥居の下まで行くこともできます。季節にはここで貝堀りを楽しむ人も多くみられます。

 

この大鳥居は平安時代より8代目で最近は1875年に再建されました。すでに100年以上前ですね。

 

広島・厳島神社・8

 

大鳥居は海底に埋め込まれているのではなく、約5tもの石や砂が重石として詰められ置かれているだけです。台風で厳島神社の被害はニュースで見ますが鳥居の被害は聞いたことがありません。

 

平安時代、クレーンなどの重機が無い時代にどうやって持ってきた木を立てたのか、重石はいったい何人の人がどうやってどこから運んで来たのか。現場監督のような指揮を執っていた人物は限られた干潮の間にどうやって進めていったのか。

 

大鳥居を目の前にすると、スケールの大きさだけでなく、当時の人々の信仰や建築に当たっての技術や人手、そして清盛の力など思いは続くばかりです。

 

宮島『厳島神社』を旅して最後に・・・

 

平家の隆盛を思わせるような宮島の朱の色は山の緑に映え海の青に美しい。宮島は多くのパワースポットがありますが、まずは『厳島神社』をゆっくり体感していただきたいです。

 

平成8年に世界文化遺産に登録された厳島神社と同じくして広島市の原爆ドームも負の遺産として登録されました。

 

以前宮島の島内にあった宮島ホテル(現在はみやじま杜の宿)と原爆ドーム(広島産業奨励館とう建物でした)は同じヤン・レツルというチェコの建築家によって設計されました。

 

合わせて見ていただきたい所として最後に一言添えさせていただきます。ありがとうございました。

 

広島・原爆ドーム・1

こちら↑の建物は原爆ドームです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。皆様の旅のご参考になれば幸いです。

今回の観光地はココ↓です。