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今や生活や仕事だけでなく、旅行をするにも欠かせないスマートフォンやタブレット、ノートパソコン。
写真を撮ったり、地図を検索したりと何かと便利ですが、その分バッテリーの消費も激しく、旅行先でバッテリーが切れて、困った思い出がある人も多いと思います。
そんな時に役に立つのがモバイルバッテリーです!
旅行中のバッテリー切れに備えて、モバイルバッテリーを用意しておけば安心して旅行を楽しむことができますよね!しかし、販売しているモバイルバッテリーが多すぎて、何をどう選んでよいのか分からない方が多いと思います。
ということで、今日は旅のお供に必要なモバイルバッテリーの選び方のお話しをしたいと思います。
そもそもモバイルバッテリーとは?
モバイルバッテリーとは分かりやすく言うと携帯型充電器のことです。
そのまんまの説明で恐縮ですが、お使いの端末がバッテリー切れを起こした際、モバイルバッテリーに繋ぐことで、お使いの端末の充電ができる便利なものなのです。
以前は使い捨ての電池を使用して端末に充電をしていましたが、現在では充電器に内蔵されたバッテリーを再充電をするだけで何度も端末に充電できるようになりました。
ちなみにこのモバイルバッテリーは日本での呼び名であって、海外ではパワーバンクと言います。なので、海外でモバイルバッテリーと言っても通じないので注意が必要です。
モバイルバッテリーを選ぶポイント
旅行中は1日中、スマートフォンやタブレットを使用することもありますよね!
旅行先でスマートフォンややタブレットのバッテリーが切れても大乗なようにモバイルバッテリーは是非持って行きたいアイテムの1つです!
モバイルバッテリーを選ぶ際に重要なポイントは、①蓄電できる容量、②モバイルバッテリーのサイズと重さ、③USBポートの数、④出力電流の大きさ、⑤入力電流の大きさの5つです。
ポイント①:蓄電できる容量
各モバイルバッテリーに表示されている蓄電できる容量は、モバイルバッテリーを選ぶ際の最も重要な事項になります。
蓄電できる容量はmAh(ミリアンペアアワー)で表示されており、モバイルバッテリーの購入を検討していても、専門的な数字なので良く分からなくなってしまいますよね。
蓄電できる容量のmAhの数字で何が分かるのかというと、この数字で端末を何回充電できるかの目安が分かるのです。
あくまで目安ですが、
蓄電できる容量 | 端末を充電できる回数 |
---|---|
3350mAh | 1回 |
6700mAh | 2回 |
10050mAh | 3回 |
となっています。
そんなに端末を使用せず、いざという時のためのモバイルバッテリーなら1回の充電が目安の3350mAhを選んでも良いと思いますし、端末のヘビーユーザーで何回も充電が必要な方は3回の充電が目安の10050mAhを選んでも良いと思いますよ。
ポイント②:モバイルバッテリーのサイズと重さ
モバイルバッテリーのサイズと重さは、蓄電できる容量に比例してサイズは大きくなり、重くなります。
ですが、最近は小型化が進み、ずいぶん持ち歩きやすいサイズになってきました。
充電1回が目安の3350mAhなら100gもなく、ものすごく軽いですし、充電3回が目安の10050mAhでも200gあるかないかの重さです。
そんな重さでも、もしかしたら女性は持ち歩きに負担になってしまうかもしれませんので、念のため重さの確認はしたほうが良いと思います。
ポイント③:USBポートの数
USBポートの数は通常1個です。
ですが、もし海外にモバイルバッテリーを持っていく際は、USBポートが2個以上あるモバイルバッテリーをオススメします!
理由は、海外専用のWi-Fiルーターを使用して、海外で端末を使用している場合、端末のバッテリー切れだけでなく、Wi-Fiルーターのバッテリー切れの心配もあるからです。
USBポートが2個以上あれば、Wi-Fiルーターと端末の2つを同時に充電できますので、安心して旅行を続けることができると思います。
ポイント④:出力電流の大きさ
モバイルバッテリーの出力電力の大きさは、端末を充電する速さに影響が出てきます。
通常は1A(アンペア)の出力ですが、私は2A以上の出力電流のモバイルバッテリーをオススメします。
その理由は、スマートフォンだけなら1Aで十分充電できますが、タブレットの充電は2A以上の出力電流でないと充電できないからです。
また、スマートフォンだけの充電でも2Aの出力電流があると、1Aに比べ短時間で充電することができますので、2A以上の出力電流のモバイルバッテリーのほうが何かと便利だと思います。
ポイント⑤:入力電流の大きさ
モバイルバッテリーの入力電流の大きさは、バッテリー自体の充電の速さに影響がでてきます。
同じ蓄電できる容量のモバイルバッテリーでも、入力電流が大きいものはより短時間でバッテリー本体の充電が可能です。
で、この入力電流の大きさについても、通常は1A(アンペア)の出力ですが、私は2A以上の入力電流のモバイルバッテリーをオススメします。
やはり、少しでも早く充電できるほうが、旅行先で時間の節約に大きく貢献しますよね!
モバイルバッテリーの賢い5つ選び方のまとめ
今回はモバイルバッテリーの選び方のお話をさせていただきました。
モバイルバッテリーは格安の海外製品が多く出回っておりますが、私は日本の企業の製品をオススメします。理由は、何かあった時の補償を追求できるためです。
モバイルバッテリーの話から反れてしまいますが、最近バッテリーの発火の事件が多く、多くの方がバッテリーが付いている製品を選ぶ際に神経質になって選んでいると思います。
私も神経質になっている1人でして、電化製品好き・モバイル端末好きですので、非常に頭を悩ましているのです。そこで行きついた考えが「日本製を選ぶ」ということなんですよ。
各メーカーもちゃんと対策をアピールしており、例えば「機内持ち込みOK」とか「安全規格に適合している」とか宣言している製品がちゃんとあるんですね。
そこまで宣言しているのなら、もし正しい使い方をしていて何かあったときはちゃんと保証してくれるのであろうと思っております。
ちなみに最終的にエレコムのモバイルバッテリーを使っておりますが、嬉しいことに、今のところ何もありませんので、私の選択は正解だったのだと思っております。
ということで、文章が長くなってしまいましたので、今日はこれでお終いにしたいと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。読んでくださった方の何かの参考になれれば幸いです。では(^^)/。
追伸:海外旅行に持っていけるモバイルバッテリーを書くのを忘れてました。
モバイルバッテリーの賢い選び方のお話しなのに、国内旅行だけのお話だけで、海外旅行に持っていけるモバイルバッテリーのお話をするのを忘れておりました。
ということで、モバイルバッテリーを選ぶときは海外旅行に持っていけるものを選びましょ!
海外旅行に行かないよ!って方は上記の5つの選び方で何も問題ありませんが、海外旅行にぜひとも持っていきたい!という方は、各航空会社のルールに則ったモバイルバッテリーを選ばなくてはいけません。
そのモバイルバッテリーのルールとは、そのモバイルバッテリーがリチウム電池またはリチウムイオン電池で出来ている場合は、容量が160wh以下までのモバイルバッテリーしか飛行機の機内に持ち込めないということです。
ちなみに、その他の電池で出来たモバイルバッテリーは問題なく持ち込むことができます。
このね、モバイルバッテリーの構造がリチウム電池かリチウムイオン電池かはすぐに判断できるのですが、容量が160wh以下かどうかも自分自身で判断しなくてはいけないのですよ。
ということで、容量の判断公式は下記のとおりです。
定格定量(Ah)× 定格電圧(V)=ワット時定格量(Wh)≦160wh
<定格定量(mAh)÷1000× 定格電圧(V)=ワット時定格量(Wh)≦160wh>
具体的に確認してみましょ。
モバイルバッテリーには、大抵その製品の詳細が記載されております。(記載されていない場合は、海外に持っていくのはやめましょ。安全かどうか自分で証明できないので。)
今回サンプルにあげたサンワサプライのモバイルバッテリーには、まず「充電式リチウムイオン電池」であることが記載されております。この時点で海外旅行に持っていく際に持ち込み制限がかかるモバイルバッテリーであることが決定です。
続いて容量の計算です。
容量はDC3.7Ⅴ/5200mAh(19.24Wh)って書かれています。
この19.24Whが160Wh以下なので、このモバイルバッテリーはリチウムイオン電池で作られているので注意は必要だけど、容量は19.24Whで160Wh以下であるから飛行機の機内に持ち込み可能!って判断になります。
ちなみに、この19.24Whが製品に記載されていないときは、自分で計算しなくてはいけません。製品に記載されている定格容量がmAhで記載されているので、使う公式は上記の2段目の公式を使って計算することになります。
数字を当てはめると。
<定格定量(mAh)÷1000× 定格電圧(V)=ワット時定格量(Wh)≦160wh>
5200mAh÷1000×3.7V=19.24Wh≦160Whで飛行機持ち込み可能!ってことになります。
これで本当にお終いにしますが、モバイルバッテリーの選び方は購入目的が人それぞれなので、その人が重視している点で選んでいくことになると思います。
モバイルバッテリーは新しい製品ですが、選ぶ場合は意外と奥が深いです。
モバイルバッテリーに関するお話はこれからもお話ししていきたいと考えておりますので、もし宜しければ他のお話も読んでみていただける嬉しいです!
では、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。ではでは(^^)/。