小田急ロマンスカーで『箱根』の名物食べ観光!!

国内旅行 - 神奈川県
小田急ロマンスカーで『箱根』の名物食べ観光!!

目 次

みなさん、旅行に行く時、交通機関は何を利用されることが多いですか?

 

車、飛行機、夜行バスetc…今は選択の幅が広くて何を使っても快適な旅を楽しむことができます。その中でも私が一人旅をする際にちょっとだけ贅沢をしたいときは列車に乗って目的地に向かいます。

 

最近、列車に乗ることを目的にして旅をする鉄道ファンの人が増えています。鉄道は旅行の交通手段。鉄道に乗ることが旅の目的になるなんてありえないという意見はもはや遅れているのかもしれません。

 

それはやはり日本には色々な個性を持つ列車が沢山あるからだと思います。そこで今回は一例として新宿―箱根間を運行する「小田急ロマンスカー」と『箱根』と小田急ロマンスカーの名物をご紹介します。

 

スマート!!ロマンスカーVSE 新宿―箱根湯本間

箱根湯本・5

 

東京新宿区にある新宿駅と神奈川県足柄下郡『箱根町』にある箱根湯本駅を1時間30分でつなぐ小田急電鉄の名物列車ロマンスカーは、何種類もの車両を経て現在運行しているロマンスカーVSE(50000形)や北千住駅と箱根湯本間を結ぶロマンスカーMSE(60000形)の開発に成功しました。

 

ロマンスカーの歴史は『箱根』の観光の歴史とも言えるほど、深い関わりがあります。

 

戦後すぐの『箱根』は温泉と箱根湯本と仙石原を繋ぐ登山鉄道しかなく、東京まで1時間30分の距離にもかかわらず年間22万8000人の観光客しか訪れることのできない温泉街でした。

 

しかし、小田急線がロマンスカーを走らせ、さらに登山鉄道の乗り入れを開始すると一気に20万人観光客を増やし、年間42万人の観光都市へと発展したのです。

 

現在、新宿―箱根湯本間を走るロマンスカーVSE(50000形)は概観をシルキーホワイトと称す輝く白色と車両の先頭部分の丸みを帯びた優しいフォルムが特徴の特急車両です。

 

箱根湯本・1

こちら↑は、ロマンスカーVSEです。

 

さて、このロマンスカーVSE(50000形)のVSEとはVault Super Expressの略とのことです。ちなみにSuper Expressは特急車両のことですね。

 

では「Vault」は?と調べてみると、英語でドーム型の天井、天空、空間のことを意味し、その名の通りこの車両には高い天井があり、天空を思わせる高い天井が乗客に開放感を与えます。

 

また、MSE(60000形)は先にもお話しした通り、東京メトロ千代田線北千住駅と箱根湯本を結ぶロマンスカーで、VSE(50000形)号とは異なりフェルメール・ブルーの車体に小田急ロマンスカーの伝統の色バーミリオン・オレンジの帯を採用しています。

 

内装にもこだわりがあり、誰でも使える多目的トイレの設置や、騒音低減のため全密閉式主電動機(モーター)を採用、人にも環境にも配慮した仕様になっています。

 

箱根湯本・4

こちら↑は、ロマンスカーMSEです。

 

また、MSE(60000形)ロマンスカーは客席にもこだわっており、人間工学に基づいた薄型設計の座席にリクライニング機能も備え、客室の天井にはMSE(50000形)号で好評を得たドーム型の天井を採用しているため、列車特有の閉塞感がありません。

 

シートの色は黒と海老茶を採用しており、閉塞感のない客席の空間でも良い意味でしまった雰囲気を醸し出し、好楽だけでなく通勤・通学の雰囲気にもマッチしています。

 

このような観察もひとり旅ならではの列車の旅の楽しみ方と言えるでしょう。

 

 

ロマンスカー名物 オレンジシャーベット

箱根湯本・2

 

小田急ロマンスカーには、長年人気の名物があります。それが果物のオレンジの中身をくりぬいて作っているオレンジシャーベットです。

 

オレンジの中身をくりぬいて作られるオレンジシャーベット、他の路線ではあまり見られない、ロマンスカー独特のデザートです。甘みと酸味が見事なハーモニーを醸し出すこの一品は、一度食べて観る価値があるデザートです。

 

私も『箱根』に行く時は必ず購入する一品で、小田急ロマンスカーのリピーターなら絶対オレンジシャーベットの名前を知っていると思います。小田急ロマンスカーには何度も乗っているけど、購入したことがないという方は1時間30分の乗車時間をこのオレンジシャーベットで甘酸っぱい美味しいひとときに味わってみてはいかがでしょうか?

 

箱根名物「箱根湯本 湯葉丼 直吉」の湯葉丼を食べよう!

箱根湯本・3

 

素敵なロマンスカーに乗って箱根に降り立ち、まず目に入ってくるのが箱根の土産店街です。『箱根』の名物と言えば、箱根細工や温泉由来の真っ黒な温泉卵を想像する方も多いのですが、ここではあえて湯葉料理をおすすめしたいと思います。

 

湯葉料理と聞いて日光を想像する方も多いと思いますが、日光のような水と空気がキレイな温泉街では同じようなものが名物となっている場合が多く、箱根も水と空気がキレイな湯葉が名物になっているのです。

 

湯葉料理専門店「箱根湯本 湯葉丼 直吉」もキレイな水を使っています。「姫の水」という名の水で、昔、北条氏の美しいといわれる姫が、より美しくなるための化粧水用にキレイで良い水を家臣に探させたところ、この水が発見されたとのことです。

 

箱根湯本駅から徒歩5分の所にある湯葉料理専門店「箱根湯本 湯葉丼 直吉」の湯葉丼は熱々の鉄鍋に湯葉が入り、沸騰する泡がぶくぶくと湯気を上げながら運ばれてきます。見た目は白いご飯に漬物と佃煮のいたってシンプルなものですが、雨のしとしと降る涼しい日や秋・冬の時期には心も体も温まる一品となります。

 

湯葉料理専門店「箱根湯本 湯葉丼 直吉」の店内は白壁と木製の家具に囲まれた統一感の雰囲気で、店の外には箱根の観光ガイドとフカフカのソファーを置いたブースもあり、予約無しで来た観光客にも嬉しいサービスとなっています。

 

箱根観光の際は、湯葉料理専門店「箱根湯本 湯葉丼 直吉」の湯葉丼で腹ごしらえをしてみてはいかがでしょうか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。皆様の旅のご参考になれば幸いです。

 

今回の観光地はココ↓です。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2019
関連記事
コメント
コメントを表示
コメント投稿

コメント

お名前

メールアドレス ※公開されません

サイトアドレス

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

トラックバック
トラックバックを表示
トラックバックURL
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.