目 次
こんにちは。
6月に入って梅雨の季節になり、ジメジメ感が本格的になってきました。でも、この梅雨の時期は「あじさい」が見頃になってきますので、少し嫌な気分は晴れますね。
しかも各地で「あじさい祭り」を開催し始めますので、梅雨の合間の天気の良い日を狙って「あじさい」を観に行くのがベストだと思います。
ということで、私は東京『白山神社』の「文京あじさい祭り」を観に行ってきました。以前にこのブログで紹介したことのある東京『白山神社』の「文京あじさい祭り」ですが、ちょっといろいろ見直してお話しし直したいと思います。
東京『白山神社(はくさんじんじゃ)』とは?
東京『白山神社(はくさんじんじゃ)』は、天暦2年(948年)に加賀の国の「白山比咩神社(しらやまひえじんじゃ)」から勧請を受けて、現在の本郷1丁目あたりに創建されました。
この「白山比咩神社(しらやまひえじんじゃ)」は日本全国にある「白山神社」の総本社です。
江戸時代の徳川秀忠の時代に、東京『白山神社』は現在の小石川に移されましたが、明暦元年(1655年)に当時の館林藩藩主の徳川綱吉の屋敷が小石川に造られることになったため、東京『白山神社』は現在の場所に移され、現在に至っています。
なので、あのあたりの地名や都営三田線・白山駅の由来は、この東京『白山神社』から来ているのは、なんとなく分かりますよね。
ちなみに、「白山比咩神社」は現在の石川県白山市にあります。東京『白山神社』が江戸時代に移された小石川の地名は、「白山比咩神社」がある石川県が由来ともいわれているんですよ。
東京『白山神社』は何のパワースポット?
東京『白山神社』には、「伊弉諾命(いざなぎのみこと)」「伊弉冉命(いざなみのみこと)」「菊理姫命(くくりひめのみこと)」が祀られています。
特に「菊理姫命(くくりひめのみこと)」は加賀の白山や日本全国の「白山神社」で祀られている「白山比咩神(しらやまひめのかみ)」と同一の神様とされています。
日本神話では、「菊理姫命(くくりひめのみこと)」は「伊弉諾命(いざなぎのみこと)」と「伊弉冉命(いざなみのみこと)」のケンカを仲直りさせた神様として有名で、この「菊理姫命(くくりひめのみこと)」を祀っている東京『白山神社』には「括る(くくる)」力があるといわれています。
そのため東京『白山神社』は「人と人との縁結び」「和合」「商談成立」「商売繁盛」などの御利益があるといわれています。
また、東京『白山神社』は「歯苦散」との語呂合わせで、「歯痛」に御利益があるといわれています。
上の写真は2016年の「文京あじさい祭り」に東京『白山神社』にお参りしに行った時の写真です。
お賽銭箱の左側に「歯ブラシ供養」という立て札がありますでしょ?
この東京『白山神社』には「歯」に関する逸話が多く残っており、毎年6月の「文京あじさい祭り」の時は「歯ブラシ供養」も一緒に行われているんですよ!
東京『白山神社』の2016年「文京あじさい祭り」
さて、東京『白山神社』で毎年6月に「文京あじさい祭り」が行われています。
私は、2016年6月18日に行ってきました。連日ジメジメした天気の合間の猛暑でかなり溶けそうでしたが、頑張って行ってきました。
都営三田線・白山駅から徒歩2~3分で東京『白山神社』に到着しました。
境内はこんな感じ。
神社のお祭りであるため、境内はとても賑わっていましたよ!
でも、あの日は本当に暑かった。(その日の夜のニュースでは埼玉・群馬では6月なのに35度を超えていたようです。)
なので、落ち着いて「あじさい」を観る状態ではなかったため、「あじさい」をちょこっと観て、「孫文先生」のお顔を観て、「狛犬さん」のお顔も観て、お参りをして帰ることに決めました。
ということで、「お清め」。
まずは「あじさい」と「狛犬」です。
東京『白山神社』の狛犬さんは特徴があって、眼が金色なのです!
ね?なかなか特徴がありますでしょ?
ましてや、周りを「あじさい」で飾られているので、「狛犬さん」の表情が日頃の表情と異なるような感じするのは、私だけかな?
この日も「狛犬さん」と一緒に写真を撮っている人が結構いました。
「狛犬さん」だけの写真を撮る人は多くても、「狛犬さん」と一緒に写真を撮る人は少ないと思いますよ。
「あじさい」効果か!?少し「狛犬さん」の表情が少し柔らかく見えるのでしょうね。
続いて「あじさい」と「孫文先生」。
「孫文先生」は中国の政治家です。日本に身を寄せていた時に、この石碑の前の石に座り、中国の将来についていつも考えていたようです。
ある日、いつものようにこの石に座って、中国の将来を考えていた時に「ハレー彗星」を見て、中国で改革を起こすことを決心したといわれています。
そして、ちょこっと「あじさい」を楽しんで、本殿にお礼のお参りをして帰りました。
白い「あじさい」が見事です。
白い品種なのは分かりますが、日光に当ってしまったり土の状態で、色付いてしまいますので、真っ白な「あじさい」を育てるのは難しいのですよ!
こちらは境内の富士塚を裏から撮影した「あじさい」です。
『白山神社』の御朱印と絵馬をいただきました。
今回も御朱印をいただいてきました。
東京『白山神社』の御朱印を直にいただくのは結構大変なんです!
通常は御朱印の書き置きされている御朱印をいただくだけでして、今回の「文京あじさい祭り」のようなイベントをしている時だけ直に御朱印を書いていただくことが出来るのです。
東京十社巡りをしている方にお話を聞くと、一番の難所は、やはりこの東京『白山神社』の御朱印とのことです。
※「2017年あじさい祭り」で白山神社にお参りに行って確認したところ、白山神社では今後、浄書はせず、書き置きのみの対応になるそうです。
今回は御朱印の他に絵馬もいただいてきました。
絵馬を拡大した写真がこちら。
次はコレもコンプリートしてみよう思います。
『白山神社』のまとめと御朱印をいただくポイント
『白山神社』へのアクセス
『白山神社』への最短アクセスは、都営地下鉄三田線「白山駅」から徒歩3分です。東京メトロ南北線「本駒込駅」からでも行くことができ、徒歩5分です。
普段はひっそりと静かな神社ですが、今回の「あじさい祭り」のようなイベントがあると、地下鉄の出口を出ても人の流れが自然と出来ていますので、迷子になることなく『白山神社』にたどり着くと思います。
『白山神社』を参拝する上での注意点
『白山神社』に参拝する上での注意点は特にないと思われます。
『白山神社』の御朱印をいただく注意点
『白山神社』の御朱印は普段は書き置きのみです。
御朱印帳に直に書いていただいたときは、「あじさい祭り」のようなお祭りの時に社務所で書いていただけます。
また『白山神社』では御朱印帳の授与はしておりませんので、御朱印をいただきたい場合は必ず御朱印帳を持参したほうが良いです。
まぁ『白山神社』はいつでも御朱印をいただくことが出来ない神社ですので、東京十社のなかで御朱印を一番いただくことが出来ない神社として有名です。
※「2017年あじさい祭り」で白山神社にお参りに行って確認したところ、白山神社では今後、浄書はせず、書き置きのみの対応になるそうです。
『白山神社』の情報のまとめ
『白山神社』の駐車場:無し
『白山神社』のオリジナル御朱印帳:無し
『白山神社』の御朱印の初穂料:300円
社務所の対応時間:9:00~16:00
東京都文京区の白山に訪れた際には、ぜひとも『白山神社』にお立ち寄りあれ!ではでは(^^)/。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。