パンくずリスト
  • ホーム
  • 国内旅行
  • 長野県
  • 長野県長野市松代町の真田家・菩提寺『長国寺』で御朱印をいただきました。

長野県長野市松代町の真田家・菩提寺『長国寺』で御朱印をいただきました。

国内旅行 - 長野県
長野県長野市松代町の真田家・菩提寺『長国寺』で御朱印をいただきました。

目 次

こんにちは。

 

現在、NHKの大河ドラマ「真田丸」が大人気ですね!私もこれを機に真田について勉強したいと思い、今回長野県の松代を観光してきました。

 

まずは松代藩の初代藩主・真田信之公が眠る『長国寺』をお参りしてきましたよ。大河ドラマでは、真田信之公を大泉洋さんが演じていますよね!

 

ということで、今回は『長国寺』をお参りしてきたお話しをしたいと思います。

真田家の菩提寺『長国寺』のご由緒

 

『長国寺』は真田家の菩提寺で、曹洞宗のお寺です。

 

松代藩祖である真田信之公のお祖父さんの真田幸隆公が現在の長野県上田市の「長谷寺(ちょうこくじ)」を建立したのが始まりです。江戸時代に上田から松代へ移封に伴い、「長谷寺」も現在の場所へ移転し、名前も『長国寺』に改め、現在に至っています。

 

また、『長国寺』は僧侶が修行をするお寺でもあります!

 

江戸時代の時は、信濃国の曹洞宗の僧侶の登録・人事を統括する僧録所でもあり、禅僧の修行道場でした。現在も伝統的な曹洞宗を教える「長国寺宗学僧堂」が設置されており、僧侶たちは住み込みで日夜、修行を積んでいるそうです。

 

『長国寺』の拝観時間中には修行僧の姿を見ることはないのですが、どこか活動的な雰囲気を感じる建物内で僧侶たちが修行に励んでいるからなのでしょうね!

 

『長国寺』への参拝と拝観ポイント

 

拝観ポイント1:『長国寺』の「本堂」

長野・松代の『長国寺』にお参りしてきました。 (1)
『長国寺』の「総門」を通ると、目の前にドーンと「本堂」が出てきます。この特徴的な「本堂」は明治19年(1886年)に再建され、現在に至っています。特に棟の六文銭と屋根のしゃちほこが印象的で、参拝者はまず上を見上げて感心していました。

 

ちなみに、このしゃちほこの身の丈は約1メートルあり、写真でも分かると思いますが、参拝者と比べてみても、その大きさが分かると思います。

 

拝観ポイント2:初代藩主真田信之公御霊屋

長野・松代の『長国寺』にお参りしてきました。 (13)

 

こちらは、松代藩祖・真田信之公の御霊屋です。ちなみに「御霊屋」と書いて「おたまや」と読みます。この御霊屋は無料で拝観することは出来ません。境内の「庫院」の受付で拝観料300円を納めて、案内役と一緒に拝観することができます。

 

万治3年(1660年)に建立され、国の重要文化財に指定されています。この御霊屋の中には、真田信之公・小松姫ご夫妻の位牌が安置されているとのことです。

 

長野・松代の『長国寺』にお参りしてきました。 (14)
柿葺き(こけらぶき)の大変壮麗な建物です。建物の周りの装飾に目を奪われてしまいます。御霊屋の正面の雌雄の鶴は、日光東照宮の「眠り猫」で有名な左甚五郎が作ったそうです。

 

この雌雄の鶴は、案内役に紹介されるまで、私は気付きませんでした・・・。私は日光東照宮の「眠り猫」よりも、こちらの雌雄の鶴の方が好きですね!

 

また、この御霊屋の内部の格天井には狩野探幽筆と伝わる天井画があるそうです。この天井画を見るためには別途料金を支払う必要がありますが、今回はスケジュールの関係で見ませんでした。

 

拝観ポイント3:四代真田信弘公御霊屋

長野・松代の『長国寺』にお参りしてきました。 (16)

 

こちらは四代藩主・真田信弘公の御霊屋です。元文元年(1736年)に松代藩祖・真田信之公の御霊屋の隣に建立され、長野県の県宝に指定されています。

 

松代藩祖・真田信之公の御霊屋に比べると簡素に作られており、現在は歴代藩夫人らの位牌が安置されているそうです。

 

余談ですが、二代目・三代目の御霊屋は別の場所に建立されており、またの機会に紹介したいと思います。

 

拝観ポイント4:松代藩主真田家墓所

長野・松代の『長国寺』にお参りしてきました。 (26)

 

四代藩主・真田信弘公の御霊屋の横に、松代藩主真田家墓所へ通じる門があります。この門を通ると・・・。

 

長野・松代の『長国寺』にお参りしてきました。 (25)

 

真田家の皆さんのお墓がズラーッと並ぶ光景になります。まぁ、お墓ですので観光に向いているかどうかは不明ですが、今回の観光のお礼を込めてお墓参りもしました。

 

長野・松代の『長国寺』にお参りしてきました。 (19)

 

こちらが松代藩祖・真田信之公のお墓です。

 

長野・松代の『長国寺』にお参りしてきました。 (20)

 

墓石の横には紹介の立て札がありました。

 

長野・松代の『長国寺』にお参りしてきました。 (23)

 

続いて、真田昌幸公・幸隆公・信綱公の供養碑です。

 

長野・松代の『長国寺』にお参りしてきました。 (24)

 

昌幸公は真田信之公・真田信繁公(幸村)のお父さん。幸隆公は真田信之公・真田信繁公(幸村)お祖父さん。信綱公は真田信之公・真田信繁公(幸村)伯父さんになります。

 

長野・松代の『長国寺』にお参りしてきました。 (21)

 

そして最後に、真田信繁(幸村)と信繁(幸村)の子、幸昌(大助)の供養碑です。

 

長野・松代の『長国寺』にお参りしてきました。 (22)

 

江戸時代中は徳川家と敵対した真田信繁(幸村)親子の供養碑を建てることは出来なかったそうです。大正3年(1914年)に、十一代当主・真田幸正氏によって建立されたとのことです。

 

 

『長国寺』の御朱印をいただきました

長野・松代の『長国寺』にお参りしてきました。 (9)

 

境内にある「庫院」で御朱印をいただくことが出来ます。

 

「庫院」とは寺院の厨房・僧房をかねた建物で、上記の写真は「庫院」の中の様子です。平成5年(1993年)に再建されたため、外観だけでなく内装もキレイな建物です。

 

「庫院」の中に入り「ご免ください!」と声をかけると、私の場合は尼さんが出てきて対応してくれました。御朱印帳を尼さんに渡し、しばらく待つと御朱印帳の返却と一緒に簡単なお経も唱えてくれました。

 

長野・松代の『長国寺』にお参りしてきました。 (36)

 

これが今回いただいた『長国寺』の御朱印です。

「南無釈迦如来(なむしゃかにょらい)」と書いてあります。この「六文銭」がイイですね!!今回対応してくださった尼さんにお礼を言って、『長国寺』を後にしました。

 

『長国寺』のまとめと御朱印をいただくポイント

長野県・松代の観光地から少し外れた所に『長国寺』があります。なので、自動車で『長国寺』へ向かうと迷ってしまうかもしれません。私の場合はカーナビを頼りに『長国寺』を目指しましたが、小道に迷い込み、地元の方の道案内で『長国寺』にたどり着くことが出来ました。

 

また、『長国寺』の御朱印をいただく際、5分から10分くらい待ちます。時間に余裕がある方は「庫院」で御朱印をお願いした後に、真田家ご一族の御霊屋・墓所を拝観すると拝観後に御朱印帳を受け取ることができ、スムーズに観光することができると思います。

 

その他の『長国寺』の情報は下記の通りです。

『長国寺』の宗派:曹洞宗

『長国寺』の駐車場:有り

『長国寺』のオリジナル御朱印帳:有り

『長国寺』の御朱印の初穂料:300円

 真田家ご一族の御霊屋・墓所の拝観料:300円

拝観時間:9:00~16:00

(御朱印の受付時間も拝観時間と同じだと思われます)

 

修行僧の方々がいるせいか、静かな境内なのに、どこか活気を感じるお寺ですので、私は大好きなお寺の1つになりました!松代を訪れた際には、ぜひとも『長国寺』にお立ち寄りあれ!ではでは(^^)/。

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2018
関連記事
コメント
コメントを表示
コメント投稿

コメント

お名前

メールアドレス ※公開されません

サイトアドレス

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

トラックバック
トラックバックを表示
トラックバックURL
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.