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こんにちは。
東京・上野の上野公園周辺は、昔から文化・芸術で栄えてきました。今も文化・芸術に触れたい方々で平日・休日関係なく賑わっています。
でも、高崎線・宇都宮線・常磐線の東京・上野ラインが開通したことにより、乗り降り客が減ったのではないかなぁと思っています。
そういえば「稲荷町の下谷神社(したやじんじゃ)には今まで行ったことがなかったなぁ」ということで、今回は東京・上野の『下谷神社(したやじんじゃ)』にお参りに行ってきましたので、お話ししたいと思います。
『下谷神社(したやじんじゃ)』の由緒
『下谷神社』は東京で一番古いお稲荷様です。
奈良時代に上野忍ヶ岡(現在の上野公園)に創建されたと伝わっています。
江戸時代に寛永寺建立にあたり『下谷神社』を上野山下(おそらくJR東日本「上野駅山下口」か、都営バス「上野公園山下」辺りだと思われます)に遷されますが狭かったため、現在の場所に遷され、現在に至ります。
『下谷神社』は「正一位下谷稲荷社」と称し祀られていたので、現在の場所に遷されてから『下谷神社』周辺を「稲荷町」と呼ばれるようになりました。
この「稲荷町」は東京メトロ・銀座線も「稲荷町駅」の由来にもなっているんですよ!
お祀りしている神様は「大年神 (オオトシノカミ)」で、稲の実りを守護する神様です。そのため、この『下谷神社』は「商売繁盛」と「家内安全」の御利益があるといわれています。
また『下谷神社』は寄席が初めて行われた由縁の地で、境内には「寄席発祥の地」の石碑があったり、「水に関連する職業」「芸能に関連する職業」のパワースポットとされています。
『下谷神社』へ初めてのお参り
さて今回、初めて『下谷神社』をお参りしました。
昔から「祭りは『下谷』から!」といわれているように東京の大きなお祭りは、この『下谷神社』からスタートします。2016年は本祭りで5月6日から8日に行われたんですよ。
参拝日は2016年7月16日だったため、お祭りの余韻もなく、地元の参拝客の憩いの場になっていました。
この日も鳥居の前でお辞儀をしていく地元の方や神社の参拝の仕方を教えている兄弟の姿を見ることができ、ホントに地元の方々に大事にされているんだなぁと感心してお参りしてきました。
ところで、この『下谷神社』は由緒正しく古い神社なのに、猛暑対策万全の神社なのです。
『下谷神社』は猛暑日にドライミストが稼働します!
ドライミストにも手水と同じく清めの効果があるそうですが、コレ流行ってるんですかね!?
確か、伊勢神宮にもドライミストがありましたよ!
『下谷神社』の御朱印
下町の皆さんへの感心とドライミストの清め効果の疑問を感じながら、参拝を済ませ御朱印をもらいに行ってきました。
へぇ~、『下谷神社』には2種類の御朱印があるのですね。
しかも、御朱印帳は3種類も売ってる!!
私は今回、御朱印帳1冊購入して、本社御朱印をいただきました。
藍色でオシャレな御朱印ですね。
後日調べたところ、『下谷神社』の御朱印は朔日限定の御朱印・7~8月限定の御朱印があるそうで、今回いただいた御朱印は7~8月限定の藍色の御朱印だそうです。
よし!今度は朔日に御朱印をいただきに行ってこよう!
『下谷神社』のガーちゃん
御朱印をいただいて、『下谷神社』の周りをキョロキョロすると、『下谷神社』のお隣に「隆栄稲荷神社」がありました。
「隆栄稲荷神社」にもお参りをして、その脇道から裏に抜けようとすると、何か神社には不釣り合いのものが・・・。
ん?ガーちゃん?
帰宅してから調べてみたら、『下谷神社』ではアヒルを飼っているそうです。名前は「ガーちゃん」。
そっか、だから境内の周りで「ガァガァガァガァ」鳴き声が聞こえていたんですね!会ってくれば良かった!
で、エサが欲しいんですね。しかも、スイートコーンでグラム数まで指定してある始末。
なるほど、お稲荷様だけにコーン(狐)が好きなのですね!?
そうですか!そうですか!ならば再度行った時にスイートコーンをお土産に持っていってあげますよ!
ということで、再度のお参りに向けて日程調整中です。またお参りに行きましたら、続きをお話ししたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。皆様の旅のご参考になれば幸いです。
今回の観光地はココ↓です