目 次
みなさん、千葉の「鋸山(のこぎりやま)」をご存知ですか?
房総半島の南部『富津市』と『鋸南町』の間にある、標高329mの山です。
鋸山には、絶景「地獄のぞき」と「日本一大きい大仏」を見ることができる「日本寺」があります。
今日は、『富津市』と『鋸南町』に行ったお話しをしたいと思います。
『富津市』と『鋸南町』へのアクセス
行き方は、都内から車でアクアラインを使うと1時間以内と近いです。神奈川の久里浜からは東京湾フェリー も出ていて、往復1,320円、所要時間片道30分程。
フェリーを降りて15分程歩くと、鋸山登山道入り口に到着です。電車で行く場合は、浜金谷駅で降ります。降りて徒歩5分ほどで鋸山登山道入り口に着きます。
天気が良い日なら、ドライブやツーリングというチョイスも、周辺の施設を探索できるのでオススメです。
『富津市』のお立ち寄りスポット♪「明治百年記念塔」
『富津市』のお立ち寄りオススメスポットは、五葉松をかたどった不思議なかたちの展望台「明治百年記念塔」です。
東京から鋸山を目指す途中に立ち寄ることができる「富津公園(ふっつこうえん)」には、2005年に国土交通省関東地方整備局が主催して選定した「関東の富士見百景」128景233地点の中の一つ、「明治百年記念塔」があります。
天気が良いと、すばらしい富士山の景色が見えるのだとか。明治百年記念塔は、五葉松をかたどった、不思議なかたちの展望台で、頂上からは360度海を見渡すことができるんですよ。
また、展望台に上ると、海の向こうに島が浮かんでいるのが見えます。
これは、明治~大正に首都防衛のためにつくられた要塞だそうです。手前に大きく見えるのが、第一海堡で、奥が第二海堡だとか。
海堡(「かいほ」または「かいほう」)とは、海上の人口島に砲台を配置した洋上の要塞のことです。
『富津市』のご当地グルメ「はかりめ丼」をいただく♪
「はかりめ丼」は、特産のアナゴ煮物を使った、千葉県『富津市』のご当地グルメ。いわゆる穴子丼です。
「はかりめ」とは、魚市場で使われている棹はかりがアナゴの姿に似ていることからついた名前だそうです。
「いち川」は、「知る人ぞ知る」の極みのような名店です。店構えの地味さもさることながら、大貫駅出口から徒歩約14分もかかる、大変へんぴな場所にあります。食べログでも、口コミ件数なんと1件・・・(2016年4月現在)。
しかしながら、とても美味しい、新鮮な穴子が沢山乗ったボリューム万点の丼に、旨みたっぷりのあら汁、デザートの杏仁豆腐までついて、お値段800円。安すぎじゃないでしょうか!?なかなかこの付近に行くことはありませんが、またいつかリピートしたいお店のひとつです。
いよいよ『鋸南町』の鋸山へ!
さて、お腹が満たされ、ついに目的地の鋸山に向かいます。
鋸山の山頂までは、ハイキングで登るか、車で行くか、ゴンドラに乗って行くかになります。ゴンドラは 10~15分間隔で運行していて、片道大人500円こども250円、往復大人930円、子供450円。ロープウェイを使うと、わずか5分で山頂駅に到着です(ハイキングでは1時間程度)。
ロープウェイは、山頂からの利用が17時でラストになるので、時間に余裕を持って行ったほうが良いです。
ロープウェイの山頂駅近くの「鋸山山頂」の看板。しかし実際に一等三角点が設置されている地図上の山頂(329m)は、ここからさらに40分ほど歩いたところになるので要注意です。
この看板の地点から10分ほど歩いたところに、日本寺の入り口があります。この中に、鋸山の絶景スポット「地獄のぞき」や「日本一大きい大仏」があります。日本寺の拝観料は大人600円・子供400円。
日本寺の中に入って、絶景スポットへたどり着くまで、かなり歩きますし、見所も多いので、往復2時間以上は見ておいたほうがよいです。
ひたすら、階段を上ったり降りたりして進みます。30分前後くらいでしょうか。
女性はヒールではなく、スニーカーで行くことをおすすめします。汗もかくので、タオルや水分も持っていきましょう。
ようやく「地獄のぞき」に到着です。
写真のように、先端まで行くことができます。
2人以上で行くと、1人が先端に立ち、その様子をもう1人が遠くから写真を撮ることができるので、良い思い出になると思います。
高所恐怖症の人には厳しいかもしれませんが、あのスリルと爽快感は、なかなか他では味わえないと思いますので、おすすめです。
次に、高さ10m!百尺観音に到着です。
この、石を削って作られた観音様は、1996年に、6年の歳月をかけて完成したそうです。戦没者・交通犠牲者供養のために建立され、海・空・陸の交通の安全を守っています。
う~ん、とても神秘的なムードが周りに漂っています。
最後に像高31m!日本一大きな大仏に到着です。
この大仏は、元々建立されたのが1783年、修復された今の姿となったのは1969年だそうです。鎌倉大仏が13mと比較すると、やはり相当大きいです。奈良の大仏と比較しても、2倍の大きさがあるそうです。
こちらは、おなじみ(?)の鎌倉の大仏です。
大仏の容姿を比較すると、日本寺の大仏は、姿勢が良く、小顔でキリっとしたイケメンに見えますが、気のせいでしょうか!?
ドライブやツーリングでは、帰り道に、こんな素敵な夕景を楽しめることもできます。
車をとめて、美しく広がる田園風景の中に沈んでいく夕日を、しばし眺めて見るのも一興です。
『富津市』『鋸南町』の旅行のまとめ
千葉の絶景スポット、いかがでしたでしょうか。
階段の昇り降りでは少々体力が必要ではありますが、日本寺の境内は、苔や森林、岩肌がとても美しく、心が洗われるような気持ちを味わうことができて、おすすめです。
お気に入りの一眼カメラがあれば、持参しても良いですね。グループでもおひとりでも、楽しめる場所かと思いますので、ぜひ訪れてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。皆様の旅のご参考になれば幸いです。
今回紹介した観光地の1つ目はココ↓です。
次に、紹介した富津市のお店はココ↓です。
最後に紹介した観光地はココ↓です。
富津公園良いですよね~東京湾意外と綺麗だなと言う印象!ちなみに、神奈川県の久里浜から内房の金谷港を繋ぐ東京湾フェリーはこの契機とほぼ同じ景色を船の中から見ることができます。あなご丼も美味しそう!!