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こんにちは。
毎年6月に東京の『日枝神社』では山王祭(さんのうまつり)という約10日間にわたる盛大なお祭りが行われています。
2016年の東京『日枝神社』山王祭は6月7日から6月17日まで行われました。私は6月10日の「祭礼行列・神幸祭」と6月12日の「下町連合渡御」しか仕事の関係で観ることができませんでしたが、非常に楽しむことが出来ましたので、6月12日の「下町連合渡御」を見終わった後、そのまま東京『日枝神社』へお礼参りに行きました。
どうも私の世代といいますか・・・、「お礼参り」というと昔の不良の仕返しが頭をよぎってしまいますが、ちゃんと感謝の気持ちを込めて、お参りしてきましたよ!ということで、今回は東京『日枝神社』へお参りに行ったお話をしたいと思います。
東京『日枝神社』の始まりとは?
東京『日枝神社』は、鎌倉時代に江戸に進出した秩父重継(ちちぶしげつぐ)が、江戸郷の守護神として川越から勧請した山王宮を自分の館内に祀ったのが始まりです。
ちなみに、秩父重継はのちに江戸重継と名乗り、江戸氏の初代当主となった人物です。
文明10年(1478年)江戸氏の館跡に、太田道灌が江戸城を築城し、その時に裏鬼門封じのために川越の山王社を鎮護の神として再勧請しました。
そして、天正18年(1590年)徳川家康が江戸城に入城。城内に神社殿を造営し、徳川秀忠の時代に現在の国立劇場のあたりに移されました。
ですが、明暦の大火の後、赤坂の溜池に移され、現在に至ります。
だから、あのあたりには「溜池山王」っていう駅がありますよね。あの駅名の由来は『日枝神社』が関係しているんですよ!
東京『日枝神社』は日本を護るパワースポット
東京メトロ・丸ノ内線の国会議事堂前駅で下車し、山王坂を下っていくと東京『日枝神社』があります。
観光客だけでなく、山王祭の最中であるため参拝客や屋台も多く、日曜日の夕方とは思えない賑わいでしたよ。
まずは、今回の目的であるお礼参り。
お寺や神社ではそれぞれお参りの仕方があるのですが、最近、他人のお参りの仕方を見ているとバラバラですね。この『日枝神社』でも神社なのに手を合わせて拝んでいる方をチラホラ見ることができました。
私も専門的に詳しいわけではないのですが、一度、私の確認も込めて、このサイトでお参りの仕方をまとめてみたいと思います。それにしても参拝客が多かったです。
さて、この東京『日枝神社』はパワースポットとしても有名で、「仕事運」「出世運」「縁結び」「子授かり」に御利益があります。
東京『日枝神社』の「仕事運」「出世運」の御利益
東京『日枝神社』の本来の目的は、江戸城の裏鬼門を護るために造営されました。江戸城・皇居・永田町など時代を超えて日本の政治経済を護る神社となっています。そのため「仕事運」「出世運」に御利益があるパワースポットとなっているのです。
現在、東京『日枝神社』の鳥居は3つありますが、正式な表参道である「山王鳥居」から入り、後ろの階段の「男坂」を上って参拝すると、出世に大事な「上昇運」が身につくといわれています。
そして「神門」を通ることで邪気を祓い、「拝殿・本殿」でお参りすることで「仕事運」「出世運」も身につくといわれています。
東京『日枝神社』の神の使いである神猿像が「神門」で守護しています。
歴代の名だたる政治家や経済人が参拝に来ているので、私も御利益があることを期待してます!!
東京『日枝神社』の「縁結び」「子授かり」の御利益
東京『日枝神社』で祀る神様の1人・イザナミ神は「縁結び」の神様で有名です。数々の神様を生んだ神様であるため、良き親になるための「縁結び」を後押しするといわれています。
また、東京『日枝神社』は猿が神の使いとなっています。「猿」という文字は訓読みで「さる」、音読みで「エン」と読むため、「魔を去る」「縁をを結ぶ」という語呂合わせで縁起がよい象徴となっています。
東京『日枝神社』の社殿の両側には、夫婦の神猿像が祀られており、
こちらは夫猿像、
こちらは妻猿像と子猿像です。
これらの神猿像、特に妻猿像を撫でると運気が上がり、「子宝に恵まれる」と口コミで広がり、「子授かり」の開運スポットになったそうですよ。
東京『日枝神社』で山王祭の時に見ることが出来る物
今回、山王祭を開催中にお礼参りに行ったため、境内では山王祭の山車や神輿を間近で見ることができました。
これらの神輿と山車は「祭礼行列・神幸祭」の時に各地区を練り歩き、日本で唯一皇居の中に入ることが許されている神輿と山車なのですよ。
詳しく知りたい方は「東京「日枝神社」の山王祭で『祭礼行列・神幸祭』を観る」を読んでいただけたら嬉しいです。
『日枝神社』の御朱印と御朱印帳一式をいただきました。
今回、せっかく東京『日枝神社』にお礼参りに来たので、御朱印帳と御朱印帳袋を新調することにしました。
今年は申年ですし、今日お参りした御利益があることを期待して購入です。
まずは新調した御朱印帳。
次に、こちらも新調した御朱印袋。
表。
裏。後ろ姿が可愛い。
そういえば、この三猿を見て思い出したのですが、日光東照宮の三猿は修復工事に入ったそうですね。
今年、日光東照宮は400年記念のイベントをやっているのに、三猿を見ることができなくて残念です。
そして、最後に東京『日枝神社』の御朱印をもらいました。
これで今回の東京『日枝神社』に関するお話は、ひとまず全部終了です。
幸いに天気も良く、お祭りの活気で元気をもらい、東京『日枝神社』へのお参りでパワーをもらった感じがします。
また今日から仕事ですね。もらった元気とパワーで頑張りたいと思います。
『日枝神社』の御朱印をいただくポイントとまとめ
『日枝神社』は東京メトロ千代田線「赤坂駅」から徒歩3分、東京メトロ南北線・銀座線「溜池山王駅」から徒歩3分のところにあります。
地下鉄の出口を出ると近くに国会議事堂など国の政治の要所がたくさんありますので、警備の多さに驚くと思います。ていうか、通行人よりも警備の警官のほうが多い感じです。
今回『日枝神社』の御朱印をいただいたときは、私の場合10分くらい待ちました。お祭りの最中でしたので、御朱印やお守りをいただいている人が多かったのですが、素早い対応で待ち時間が気になりませんでした。
その他の『日枝神社』の情報は下記の通りです。
『日枝神社』の駐車場:有り
『日枝神社』のオリジナル御朱印帳:有り
『日枝神社』の御朱印の初穂料:500円
社務所の対応時間:9:00~17:00
※『日枝神社』のご都合で対応時間が変更になることがあるようです。
東京都千代田区の永田町に訪れた際には、ぜひとも『日枝神社』にお立ち寄りあれ!ではでは(^^)/。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。